公営ギャンブル「競輪」について

公営ギャンブル「競輪」について





競輪は日本のプロスポーツでは選手数が最も多い競技とされ、およそ3500人(2010年3月末現在)も選手が存在する。1964年までは女性選手による「女子競輪」も開催されていた。当初は日本独自のスポーツであったが、現在は日韓国独自の施行者が国内3つの競輪場で開催している。



競輪で用いられる自転車は「ピスト(レーサー)」と通称される、規格に基づいた専用仕様の競技用自転車であり、競輪の関係法令においては『競走車』と呼称される。この自転車はNJS規格(協会がJKAに改称後もこの呼称が継続している)に適合する部品により製作されることが義務づけられている。競走車ここ十数年ほど、ほとんど規格や素材が変更される事のないまま現在まで用いられている。


レースが行われるトラックは2,000~3,000m。競走格、周長により、その距離は異なる。



レースはバンクと呼ばれるすり鉢状のコースを4~9周して、通常9人の選手で競われる。ゴール前半周のタイムは計測されているもののタイムトライアルではなく、ゴールする順番が競われる。ただレース毎に、定められた時間以内にゴールしなければならないという「規定時間」があって、これを超過してしまうと賞金が減額させられるペナルティが用意されている。



競技中の競走車は時速70kmにもなり、選手は大きな風圧の抵抗を受けることから、選手は2~4人でラインと呼ばれる連携をとって戦う方が有利になる。その場合には、先頭の選手が風圧を受ける代わりに、その後ろの選手は、他のラインの選手に追い抜かせないように抵抗するという役割分担がある。そのため、競技は当然個人戦であるが、団体競技的な側面も併せ持ており、それが複雑さと面白さを加えている。


先頭の選手が残り1周半を通過してから、ゴールラインを通過して最後の1周となるまで、半鐘が打ち鳴らされる。これを「ジャンが鳴る」という。