公営ギャンブル「競艇」について

公営ギャンブル「競艇」について





競艇は公営ギャンブルの1つで、プロの選手達によって行われるモーターボート競技。モーターボート競走法という特別法に基づいて、総務大臣による指定自治体が地方自治法に基づく一部事務組合となり、施行っている。


競技の呼称は、以前より「ボート」や「ボートレース」や「モーターボート競走」と様々な呼ばれ方をしていたが、1997年度から2009年度まで「競艇 (kyotei)」に統一され、2010年度からは統一呼称が「BOAT RACE」に変更された。



レースは水面に浮かぶ2つのブイ(ターンマーク)を目印として、反時計回りに3周することで行われる。これは水上の交通ルールに従っている。ターンマーク間の距離は300mで、約1,800mを航走する。


ボートとモーターは競艇場に用意されており、開催初日の前日に抽選で各選手に割り当てられる。開催期間中の選手は、こうして割り当てられたモーターの整備とプロペラのマッチングの調整に多くの時間を費やす。モーターの整備も整備士に相談することはできるが、作業は、すべて選手自身で行わなければならない。



モーターは同じ量産品であるが、量産時に起こりうる性能の個体差に加え、その後の整備によって徐々にその性格が変化してくることもある。元々性能良く仕上がっていたモーターを整備の上手な選手が調整した場合はやがて最強のモーターに育ったり、そこそこの仕上がりのモーターを並みの調整で使っていると勝てないモーターに成り下がったりすると言われている。

こうしてあるモーターにも個体差が生まれるために、選手がくじ引きでどのモーターを引くかが勝敗の分かれ目になる。このため、各紙の着順予想ではモーターの状態を表すマークが記載されている。


選手の操船の力量だけでなく抽選で割り当てられるモーターの状態、選手の整備の技術も勝敗に大きく影響するところが、競艇の特徴であり面白さといえる。